気候変動 climate change 2004 10 27

 巨大化する台風のことを心配していたら、
知人から、こんなことを言われました。
「関東地方では、毎週火曜日が、4週連続で雨になっている」

 気候変動は、こうした「気づかないところ」から始まっていると言えるかもしれません。
最初は、小さなところから始まって、
やがて、徐々に大きくなっていくと思います。
 だから、こうした「小さな変化」に気づかず、それに慣れてしまって、
気づいたら大きなものとなっていたということになるでしょう。
 これは、髪の毛と同じです。
髪の毛は、いつ伸びているのか、わかりませんが、
2か月も床屋に行かないと、髪の毛が邪魔になるほど伸びているでしょう。
気候変動も、髪の毛のごとく起きます。
 地球温暖化防止は遅れてしまったかもしれない。
こうしたものには、企業は、当然、反対ですから、
政治家がリーダーシップを発揮して、地球温暖化防止に取り組むべきでした。

21世紀 twenty first century 2004 10 9
 21世紀初頭の歴史は、
アメリカが、中東の戦いで、深手を負い、
これが致命傷となって、国際舞台から消えていくでしょう。
 同じ時期に、ロシアと中国に、強力な政治指導者が立ち、覇権を争うことなるでしょう。
この争いは、戦争へと発展するかもしれません。
それは、中国において発生する「石油不足と食糧危機」が、その原因となります。
 やがて、21世紀後半には、
文明の中心は、東南アジア、そして、オセアニアと移っていくでしょう。
 中東の戦いは、湾岸戦争とイラク戦争、
そして、最終的な戦争を含めて、第三次世界大戦と呼ばれることになるでしょう。
ロシアと中国の戦争は、第四次世界大戦となるでしょう。
 アメリカの未来は、イギリスです。
「栄光のイギリス」を知る人は少なくなりましたが、
今度は、「栄光のアメリカ」と呼ばれることになるでしょう。
 日本は、どうか。
確かに、21世紀初頭に、日本の繁栄は、あり得ました。
しかし、世界最速で進む少子化が、日本の命取りになるのです。
 文明の中心が、やがて、東南アジアやオセアニアに移っていくとなると、
20世紀に大国や先進国と呼ばれた国は、どうなっているのか。
それは、気候変動が、大きなダメージとなって、衰退していくのです。
 こうした未来を変えることはできます。
しかし、それには、相当の努力と覚悟が必要です。
 「現代のタイタニック号」は、向きを変えられるのか。
今、地球に住んでいる人たちは、タイタニック号に乗船しているようなものです。





































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